香港会社周年申報

香港会社には政府に提出しなければなりません報告書が3つ有ります :

年次報告書(Annual Return)

年次報告書の内容に役員、株主、登録住所などの資料を含めて記入しなければなりません。また、年次報告書を締め切り日までに香港会社登録所に提出する事が必要です。年次報告書の提出の締め切り日は、毎年度の登録周年日から42日以内になっております。この報告書は財務、税務報告内容が含まれておりません。一般的には香港企業の会社秘書が年次報告書を用意させます。

香港企業会社秘書サービスの範囲は :

  1. 株主総会の開催を承認する役員会議事録
  2. 株主総会開催のお知らせ
  3. 株主総会の議事録
  4. 毎年の会社資料申告書及び会社登録局への提出
  5. 会社の役員から提出した情報によって、会社は会社法の条例を遵守しているかどうかの監査

香港企業の会社秘書が必ず香港人か香港会社である事です。弊社では会社秘書のサービスが提供しております。

社員俸給税報告書(Employer's Return)

香港税務局から毎年4月に香港会社に社員俸給税報告書を出します。社員俸給税報告書の内容に、香港社員に出しています給料を記入する事が必要とされます。香港社員に給料を出しているかどうか事も、香港税務局から社員俸給税報告書を貰ったら、必ず1ヶ月間以内に提出しなければなりません。

利得税報告書(Profits Tax Return)

香港会社は毎年、香港税務局に利得税報告書と財務報告を提出しなくてはいけません。第1年度の決算日は会社の成立した登録日から18ヶ月間以内に、何れの日にちに設定できます、但し決算日を設定した後は変更する事が出来ません。また、一回目の利得税報告書の提出は、一般的には登録日からの18ヵ月に提出を行ないます。以後、毎年度の4月に提出する事になります。報告書の締め切りは決算日によって違います。一般的には決算から何ヶ月間の整理期限があります。その期限以内に利得税報告書と財務報告を完成させなくてはいけません。